今回はネパールのお祭り、ティハールの中でも最終日のバイティカ(bhai tika)についてです。
特に、ネパールのパタンやカトマンズのネワール族のプジャの仕方や料理についてです。
まず、バイティカ(bhai tika)は自分の兄弟の健康や長生きを願ってする儀式です。伝説ではこの日に閻魔(Yamraj)から弟を守る為にする儀式で、makhamarikoful(千日紅)の首飾りをかけて、この花が枯れてしまう前には、あの世に連れていかないでとお願いし、約束して、その後長生きできたというお話しです。この花自体がなかなか枯れないのでお姉さんはしてやったりなのです。
↑ご馳走の準備をしてお供え
↑明かりを灯すための準備
↑じゃが芋とか野菜を色々切って、ご馳走の準備
↑これは水牛のホルモン。
ホルモンに関してはこちらの記事→ https://dalbhat-shokudo.com/archives/2027
↑米粉でヨ―モリを作る
↑プジャの用意。まずはお水で枠の周りにパッパッと水を撒く。その後トリコテール(マスタードオイル)で枠取り。→部屋を模して作っています。
↑米粉をトリコテールの上に重ねる
↑マンダップで型抜いた曼荼羅を3つ用意する。(閻魔用、お姉さん用、弟用。)その上に色粉や豆、米、大麦等を撒く。
↑こんな感じでお供えします。
↑ここに座って、描いた部屋の扉が閉められたら、プジャが終わるまで枠の外に出れないのでトイレとかはこの前に行く。
↑お姉さんが色々なお供え、飾りつけをしていきます。
↑そして、ティカの開始。まず、弟にティカ
↑その後お姉さんにティカ
↑最後の儀式の準備。
↑頭から数回に分け、ドバーッとしてくれます。
てことで終わったら、準備していたご馳走を食べます。
ザクっとした説明ですがこんな感じでした―――