2017年 3月 の投稿一覧

ダルバート食堂 夜営業開始のお知らせと いろいろおもうこと

ダルバート食堂は4月1日より、新営業形態へと移行します。

■営業時間
Lunch 11:30~15:30L.O.
Dinner 18:00~21:30L.O.

■定休日
火曜日・不定休

■メニュー内容
Lunch 以前通り
Dinner ネパールの料理色々

となります。

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■最近思うこと、下記に書かせていただきます。

ダルバート食堂は、ネパールの料理をもっと知っていただくために、そしてもっとネパールのことを知っていただくために夜営業の決定と、それに対してのメニュー構成を考えています。
僕はいまだネパールの全部を知っているわけではないし、ネパール人でもないし、ネパールに長年住んでいたわけでもありません。
そんな僕が、ダルバート食堂を通して提供する料理が、実際の食文化やネパールの文化とかけ離れていないか、毎回チェックしながら料理の構成などを考えています。それは、ネパールっていう国の料理を掲げていて、それに対してしっかりと責任をもってお客様にご提供しないといけないと思っているからです。
上っ面だけでなく、僕がわかる範囲で、しっかりと根をはったもの。
なのでダルバート食堂では、ネパールという国を俯瞰した料理を提供しています。何故かというと、前述したとおり、僕はネパール人でも長年ネパールに住んでいたわけではないので、民族が多く、地方の特色も豊富なネパールの、それぞれの民族のこと(文化、特色など)を十分に理解していないからです。それなのに、ピンポイントでそういった料理を出してはいけないと思っています。

ダルバート食堂のダルバートは上記の理由で、ネパールの食堂のダルバートを謳っています。
各民族の家庭等に焦点を付けるのは、僕ではまだまだだし、僕よりも、そういったのはネパールのその民族の方々に任せた方がいいと思っているからでもあります。

僕は、残念ながら日本人なので、だけど日本人だからこそ出来るネパールの料理を作っていきたいと思います。
ネパールは、僕の実感ですが、すごくコミュニティーが閉鎖的で、クロスコミュニティーが出来ていなく、隣の民族のことをあまり知らないように感じます。要するに、ネパールの食文化を俯瞰で見れているネパールの方がほぼないように思われます。(もちろん中にはいます)
なので、僕は日本人だし、そういった垣根なくネパールを俯瞰で見れ、尚且つまとめれるのではないかと思っています。

いやほんと、ネパールに行くと、毎回新しい発見があり、ほんと楽しいです。もっともっと掘り下げたいです。
そして現在発展途上の国ならではの楽しさもあります。

それは、食に絞っても言えることです。
毎年毎年、なんか変化している。そういったのが1年づつ通う理由でもあります。
ネパールの今を伝えれたらいいなと思っています。

ノスタルジーに浸るのではなく、今現在のネパールの変化を感じていきたいと思っています。
なのでダルバート食堂も、それに伴い変化し続けると思います。

もちろん食だけでなく、ネパールという国が好きなので、もっとネパールの辺境の地にも旅して行きたいです。考えただけでワクワクします。

ほんと、上には上がいるので、日々精進しな駄目だなと思いながら、これからも頑張っていきますので是非皆さま、よろしくお願いいたします!
まあ、そんなん言いながらも、営業はゆるくやっていくので、ゆるく来てください。ネパールはやっぱりビスターレイ→『ゆっくり』なんで、そんな感じです。

あ、そういえばダルがいろいろとバリエーション出来てきたので、そういったのもお楽しみの一つにしていただければと思います。
ネパールからの輸入も始まりそうで、ちゃんとした品質の安心できるネパール独自のスパイスが入れば、今まで以上にバリエーションも増えるのでお楽しみいただけたらと思います。

では、今後とも何卒よろしくお願いいたします!

 

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ダルバート食堂からの営業日程に関してのお知らせ

長期休暇頂いておりましたダルバート食堂ですが、下記の日程の通り営業再開させていただきます。また、再開と同時に夜営業も開始となります。営業形態は昼11:30~15:30L.O/夜18:00~21:30L.Oとなり、お昼は前までと同じ、夜は30分営業時間が延長しました。

■3月25日(土曜日)/26日(日曜日)→昼は通常、夜はメニュー限定での営業。
■3月29日(水曜日)/30日(木曜日)/31日(金曜日)→昼夜、通常の予定。
■4月01日(土曜日)~→通常営業

となります。3月27日(月曜日)/28日(火曜日)はお休みいただきます。
また4月以降も火曜日定休日となります。

よろしくお願いします!

中央ネパールのマナカマナ、ゴルカ、バンディプル

今回は中央ネパールのマナカマナ、ゴルカ、バンディプルに行ってきた時のことをちょこっと。

今回は友人とバイクで行ったので、バスなどでの行き方は省略ですが。。(ニューバスパークから各方面にバスがあるのでバスで行く場合にはそちらから。)

とりあえずカトマンズからバイクで二時間、マレクでお茶タイム。

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カトマンズを出発して、ここマレクでお茶タイム。マレクは魚で有名。町の至るとこで干した魚が見れます。標高も低いのでマレクはごはんが美味しいって友人は言っていました。僕たちはチャイと魚フライ食べました。美味しかった。

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マナカマナに到着。(バイクで山頂まで登りました。)マナカマナへはロープウェイもあります。ロープウェイの麓の駅までバスだったらカトマンズから3~4時間?ぐらいです。

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今はお寺は修復中。

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マナカマナ、むっちゃおすすめです。
マーケットも楽しく、にぎやかで、いい感じ。今度はここで2泊くらいしたいと思いました。

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マナカマナでタカリの店のダルバートが昼食。
その後、ゴルカへ向けて出発。

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3時間くらいでゴルカ着。とりあえず上の写真の店でお茶を飲む。

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ゴルカのお寺からの景色。天気がよければもっとはっきりとヒマラヤが見える。

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ネパールをはじめに統一したゴルカの王国はネパールの始まり地。それまでいろいろな王国があったけど、1つのネパールて国にした。らしい?

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王宮。

ダサインというお祭りが9月くらいにあるのですが、その時に来るのがおすすめ。プジャ(儀式)などで活気あるらしいです。

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あまりヒマラヤ見えない。ゴルカも大きな街なので、結構楽しいです。
それから目的地のバンディプルへ。3-4時間程度。
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バンディプルの街並み。むちゃくちゃいい街でした。静かでこじんまりしてて、いい感じにツーリストエリアで。昔ながらのネワール族の様式の家をリフォームしたホテルなんかもあって。

2泊くらいするんをお勧めします。ここからポカラもバスで行けるので、カトマンズとの中間地として一息つくのもありだと思います。

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小さな店でローカルロキシー(自家製焼酎)と、おつまみ食べました。
一泊して、朝ゆっくりして、その後、帰路へ。

その前に!絶対寄りたい食堂があります。ハイウェイ沿いのムグリンの端っこにあるフレッシュフィッシュのカレーがあるダルバートの食堂。

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ここの魚のカレーの味は、ダルバート食堂で提供する魚のカレーのベースの味に近いです。最近ではここの味を参考にもしています。

やっぱりおいしかった。

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ローカルチキンのカレー。これも美味しい。

 

そんな感じで、弾丸で巡った中央ネパールの3都市。それぞれ魅力があって、時間に余裕持たせて、再度、是非訪れたいです。

 

 

 

 

 

 

ネパール ロワームスタン周遊記(Lower Mustang)

今回はまず、ロワームスタン(Lower Mustang)へ行ってきました。ロワームスタンはタカリ族の料理の勉強の為、いろいろと村や町を訪れて、その先の紹介していただいた食堂やロッジで勉強。
けど、それ以上に綺麗な景色が広がるロワームスタンは本当に最高な場所でした。
このエリアより北にアッパームスタンがあり、本当に行きたいと思いました。

ちなみに今回訪れた場所は、ダナ→ラルジュン→トゥクチェ→マルファ→ムクティナート→ジャルコット→カグベニ→ジョムソンです。せかせかしたトレッキングじゃないので、それぞれの村や町をけっこう堪能できたし、こういう村を数日滞在する方が好きだなーって。

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まずはカトマンズのニューバスパークからナイトバスでポカラまで。
→この後、ジョムソンで判明したがカトマンズ→ジョムソンのバスもあるらしい。1600ルピー(2017年3月現在)所要時間18時間ぐらい?これはお得!

そしてポカラからジープで、本日の目的地ラルジュンまで向かう。
今回は色々と訪れたかったのでジープはチャーター。1泊2日で35,000ルピー。
かなり高いけど、これでも値切ってもらった方。ネパールは交通系の料金が、観光客向けになるとなかなか高くなる。
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道はがたがた。

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途中でダナでお昼ごはん。ダナのエリアがタカリ族の本場らしい。ごはん、むちゃくちゃ美味しかった。

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キッチンも。
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その後、ラルジュンへ到着。ホームステイ。
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スクティー干している。

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綺麗に整えられたキッチン。

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この窯はすごい効率的。暖炉、墨作る、蒸気でお湯作る。

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そしてごはん。ダルの作り方や、スクティーのカレーなど、興味深かったです。
ラルジュンで1泊して次の日、トゥクチェ経由でマルファへ。
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なんかとってもいい村。

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同い年のサントス。色々タカリの料理教えてくれました。

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早速、昼ごはんの準備。
ダルとスクティー一緒にしたやつ。むっちゃ美味しい。

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空も綺麗で、ほんと良い村でした。個々には2泊3日いて、マルファ独自のタカリ料理なんかも教えていただきました。

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オムレツのダルバート。

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これはダルじゃなくてそばの葉っぱのスープ。

そしてここから、1時間30分ほど歩いてジョムソンへ。

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ジョムソンついて、ジョムソンの町を通り過ぎて、オールドジョムソンのバザール越えたとこにバス停があるのでそこからムクティナートまで。時間は1時間30分くらい。750ルピー(2017年3月現在)※ツーリストプライス

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でムクティナートに到着。ほんと綺麗な場所‼‼

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まあとにかく、ヒマラヤと青い空のコントラストが綺麗でした!

そしてここでもタカリのロッジでお世話になることに。

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ま、たまにフライドライスやチャウチャウ食べたりして、結構ゆっくり滞在していました。ここのシミのダールがほんとにおいしかった。

そしてそこからジャルコット→カグベニ→ジョムソンへ。歩きで下りなので、合計4時間半くらい?

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ジャルコット。

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カグベニ。

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ここから先、アッパームスタン。

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カグベニはボテグルン族が多い村。天気がよければなー。

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カグベニからジョムソンまでの道中。黒犬が道案内してくれた。

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ジョムソン到着。

ジョムソンは結構大きな街で、色々あって綺麗でした。

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ジョムソンではおさらい的、復習しながら料理した。

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いつもきれいに整ってる厨房。

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ジョムソンにはヒマラヤンジャバも!

 

 

そんな感じで帰りは飛行機とバスでそのままカトマンズへ。

なかなかいい旅行でした。次回は絶対アッパームスタンへ行きたい。