ブテコトリコテェル
Bhuteko toriko tel

今回はブテコトリコテェルについてです。
これは、普通の生のトリコテェルと違い、ツンとした香りもなく、カトマンズやパタン、バクタプル等のネワール料理にふんだんに使われています。
そんなトリコテェルをパタンにある工場に製造方法を見学しに行ったので軽くレポートします。

1.まずkalotori(ブラウンマスタードシード)を煎る
2.粉末にする
3.プレスする
4.それを砕く
5.オイルを抽出する機械にいれる
6.ボトルにつめる

このトリコテェルは、日本で市販されてるものとは違い、香ばしく、ネワール料理には欠かせないものです。よく、日本のネワール料理を提供しているネパール料理店では、胡麻油などで代用しています。
しかし、ダルバート食堂では、胡麻油だと味や香りが全く異なるという理由からネパールの工場から作ったものを輸入しています。
やっぱりこれで作るネワール料理が一番です。

また、普通のトリコテェル(マスタードオイル)も使いますが、アチャールやその他限られた場合にのみ使用することが多いです。

粉末にする機械

煎る場祖

プレスする場所

プレス後の写真

抽出する機械

抽出した油

油を貯める場所

貯めた油を入れる場所

完成してボトルに詰められたもの。

いや、ほんとに香り良くて最高です。